説明用資料(PDF)

2012年12月の笹子トンネル天井版崩落事故を契機に、社会インフラの老朽化が大問題となってきました。2013年8月4日のNHKスペシャルでは「調査報告 日本のインフラが危ない」という番組が放送されました。1984年の「コンクリートクライシス」と同様に、造ったはいいけれど、維持管理のことなど考えていなかった、というようなことが問題になってきたわけです。国は2013年を「メンテナンス元年」と命名し、社会インフラの維持管理に本格的に乗り出す構えです。しかし、報道等をみても、橋梁やコンクリート構造物に偏っており、実際最も障害発生頻度の高い土構造物や自然斜面には、いまだにあまり注目されていないようです。

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